コンセンシス・ベンチャーズで代表を務めていたカビタ・グプタ氏がセキュリティ・トークン事業(STO)のスタートアップであるDuskネットワークに参画する。ブロックが8月30日に報じた

グプタ氏はDuskネットワークの非業務執行取締役会の会長を務める。

Duskネットワークはオランダのアムステルダムに拠点を置く。共同設立者のメルス・ディース氏によると、同社は欧州証券取引所とも協力しており、主要な仮想通貨取引所とも提携していると主張している。

グプタ氏はSTOが民間企業が公開市場への参入障害に対応できるものと考えているという。

スタートアップは資金が潤沢にあっても、企業の公益を正確に評価することが難しい。しかしグプタ氏は、STOがIPOをする前のチェック機能を果たすことができると指摘する。

グプタ氏は、STOを利用することでIPO前に株式をセキュリティトークンとして公開でき、価格に関するフィードバックを受け取ることができることが利点となると述べている。