ビットコイン(BTC)はペナントパターンの狭いレンジ内での取引が続いており、価格は20日間移動平均線を上回っているが、強気と弱気の方向性を巡ってせめぎ合っているようだ。
Cointelegraph MarketsとTradingViewのデータによると、ビットコインは週末に34,955~37,850ドルのレンジで取引されているが、押し目買いをしているトレーダーはそれほど強気の確信を持って取引していないようだ。

JPモルガンのリサーチアナリストのニコラス・パニギルトゾグルー氏は、ビットコインが4万ドルを上抜けない場合、短期的には弱気になると指摘している。
Wirexのトレーディング責任者であるイブ・レノ氏によると、ビットコインは「35,500ドルを超えたところで保ち合い」となっているが、依然として市場全体でポジティブなトレンドであるとみている。
レノ氏はまた、BTCのクジラの数の増加がみられるように、直近の調整は規模の大きい機関投資家のための買いの機会になるだろうとも述べている。
レノ氏は、デリバティブ市場での値動きから、今後数週間から数か月の間に「高ボラティリティの期間」になるだろうとも述べている。
「建玉は常に新しいATH(最高値)をヒットしている。これは、調整中の清算のリスクが高いことも意味するため、市場はさらにリスクが高くなる。つまり担保が売却され、通常は調整が増幅されるだろう」

イーサリアム(ETH)も2月にローンチされるCMEによるETH先物やETH2.0への期待に牽引されて、「継続的な強い勢い」(レノ氏)を示しているようにみえる。ETH2.0はまた、ETHエコシステム全体が取引手数料の高騰やネットワークの混雑といった問題を解決することになるなり、分散型金融(DeFi)エコノミーを後押しすることが期待されている。
規制面でもポジティブな進展
バイデン次期政権が、商品先物取引委員会(CFTC)元委員長のゲイリー・ゲンスナー氏を、証券取引委員会(SEC)を委員長に指名するとのニュースは、仮想通貨セクターにポジティブな受け止め方をされている。
またカナダの元首相であるスティーブン・ハーパー氏もビットコインについて言及。中央銀行が準備通貨のバスケットの1つに、ビットコインを含める可能性について触れている。
ビットコイン価格が保ち合いの展開となっている間、イーサリアムのブレイクアウトが続くのではないかと仮想通貨ウォッチャーは考えている。イーサリアムは過去1時間で5.4%の上昇を示し、1327ドルを超えた。
18日には下落したが、ポルカドット(DOT)もトップパフォーマンスのアルトコインの1つだ。先週には価格が75%上昇し、XRPの時価総額を上回った。DOTは20ドル付近まで上昇したが、現在は16.8ドルで取引されている。

仮想通貨全体の時価総額は1.03兆ドルであり、ビットコインのドミナンスは65.7%となってる。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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