「イーサリアム先物取引はビットコインにとって好材料」=米国の仮想通貨アナリスト

年末ビットコイン価格2万5000ドルを掲げる米調査会社ファンドストラット代表のトム・リー氏は、ビジネスインサイダーのインタビューに答えて、シカゴオプション取引所(CBOE)が準備を進めるイーサリアム先物について、「イーサリアムにとっては悪いニュースでビットコインにとっては良いニュース」となるという見解を示した。

リー氏は、イーサリアム先物取引の開始によってイーサリアム弱気派がイーサリアム下落に賭ける取引をしやすくなるだろうと指摘。昨年12月にビットコイン先物が開始された直後にビットコイン価格は過去最高値をつけたものの、それ以降は70%以上下落していて、リー氏はイーサリアムでも同じ現象が起きると見ている。

さらにリー氏は、仮想通貨相場全体の弱気ムードを表すビットコイン・ショート(売り)が減るのではないかと予想。これまで投資家は、仮想通貨関連の弱気材料を目にするとビットコインを売ってきたが、今後はイーサリアムのショートもできるようになるため、「総じてビットコインへの売り圧力は下がる」と解説した。

先物取引(先物)とは、特定の商品を指定日に売買するという契約で、売りから入る投資が可能になる。

イーサリアム先物は、先月30日、CBOEがまもなく開始する計画を立てているとビジネスインサイダーが報じていた。

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