イーサリアム先物取引を年内に開始か=シカゴオプション取引所(CBOE)

米国最大のオプション取引所であるシカゴオプション取引所(CBOE)がまもなくイーサリアム(ETH)の先物取引を開始する計画を立てていると30日付けのビジネスインサイダーが報じた。ただ、市場関係者の評価は分かれている。

ビジネスインサイダーによると、CBOEはマーケットメーカーに対してイーサリアム先物取引開始に向けて準備を進めていると発言。仮想通貨取引所ジェミニを通して年末までに開始する予定だという。

アルトコインの先物取引をめぐっては、米シカゴ先物市場(CME)は消極的な姿勢を示しているものの、CBOEの幹部は「他の仮想通貨先物取引の開始に向けてインフラなどが整うのを待っている」と発言していた。イーサリアム先物は米商品先物取引委員会(CFTC)も検討しているという。

ビットコイン先物取引は、CBOEが去年12月17日に初めて開始し、翌週にCMEが続いた。

ただ、CBOEのイーサリアム先物取引開始について市場関係者の間では見方が分かれている。イーサリアム市場が成熟してきたことを示していて、イーサリアムETF(上場投資信託)など他の投資商品の導入にもつながるのではないかという見解がある一方、ブロックチェーン技術のコンサルタントを務めるプレストン・バーン氏は、疑問視している。

「コインの70%が100人未満に所有される仮想通貨の先物を開始することは受け入れられない。ましてや違法で資金調達をした可能性のある仮想通貨のね」

参考記事
「ビットコイン以外の先物取引はまだやらない」=米シカゴ先物市場(CME)