国際決済銀行(BIS)のイノベーションハブの責任者であるブノワ・クーレ氏は、エルサルバドルでビットコインを法定通貨にするという歴史的な決定を「興味深い実験だ」と語った。

ロイターによると、クーレ氏は英国でBISの4か所目のイノベーションハブの立ち上げの際、この件について言及した。

「私たちはBISで、ビットコインが決済手段であるというテストに合格したとは見なしていないことを明確にしている。ビットコインは投機的な資産であり、そのように規制されるべきだ」

エルサルバドルの議会は、ビットコインを国内の法定通貨とする法案を可決した

エルサルバドルの決定を受け、国際通貨基金(IMF)は「非常に慎重な分析を必要とするマクロ経済的、財政的、法的な問題を引き起こす」とコメントしていたが、クーレ氏の発言はそれに続くものだ。