欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁がステーブルコインの問題を先回りして対処するべきであると発言していることがわかった。ECBの公式ツイッターで明らかになった。

「ステーブルコインの問題に関する私の個人的な信念は、我々が問題を先回りするべきだということだ。明らかに対応しなければならない必要性がある。」

ラガルド総裁はこれまでにステーブルコインについて、「決済システムの安全性や効率性、また金融システムの健全性や安定性を損なわないようにする必要がある」と指摘。リスクベースアプローチのもとで金融監督ルールをステーブルコインにも適用する考えを示している。

【関連記事:ECB総裁のラガルド氏、デジタルユーロ導入の可能性を示唆 | 仮想通貨リブラなどステーブルコインにも言及

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン