オランダの裁判所、フェイスブック上の仮想通貨広告の削除命令 有名人の画像悪用【ニュース】

オランダの裁判所は、フェイスブックに対し、ビットコイン(BTC)関連の不正な投資広告を削除するよう命じた。ロイターが11月11日に報じた。同国の億万長者でテレビプロデューサーのジョン・デ・モル氏は、許可なく同氏の画像を使用したとしてフェイスブックに対し、今年6月に訴訟を起こしていた。

モル氏は、広告を取り下げる複数のリクエストにフェイスブックは対応せず、モル氏および他の有名人の画像を悪用し、最終的に170万ユーロ(約2億円)の損失をだしたとしている。

裁判所は、フェイスブックに対し、広告掲載を取りやめ、今回の詐欺広告の背景にいる個人らに関する有効な情報をすべて提供すべきとした。さもなければ、罰金最大110万ユーロ(約1億3000万円)の対象になるとした。

裁判でフェイスブックは、広告はすでに取り下げたとし、「訴訟を含むすべての法的行為」を検討していると述べたとされる。

モル氏は昨年10月にも同様の被害にあっていた。当時担当の弁護士は、同10月にモル氏が気が付いただけで、それ以前からそういった広告の掲載がなかったとは言い切れない、とも述べていた。

また、昨年4月には、英国の金融ジャーナリストで節約のエキスパートとしても知られるマーティン・ルイス氏が、フェイスブックが同氏の写真を使った虚偽の仮想通貨広告を掲載したことで名誉が傷つけられたとして、高等法院に訴状を提出するとしていた。

フェイスブック昨年1月、フェイスブック及び同社が運営する広告ネットワーク、そしてインスタグラム上における仮想通貨やICO関連の広告掲載を禁止することを発表していたが、その数か月後、仮想通貨広告の掲載を認めると方針を変更していた。その1年後にフェイスブックのステーブルコイン「リブラ」のホワイトペーパーを発表している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン