ビットコインETFで一喜一憂の仮想通貨市場、「本当に必要?」との見方も

大方の予想通りSEC(米国証券取引所)はビットコインETFの可否判断を延期した。前日に一部でビットコインETF拒否観測が出たためビットコイン価格はやや下げていたが、「延期」の報を受ける形で上昇に転じた。毎回、ビットコインETFの審査で一喜一憂してしまう市場関係者だが、「もうビットコインETFは必要ないのではないか」という見方も出ている

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(出典:Coin360

ICOトークンなどの調査を手がけるコインリストの共同創業者アンディ・ブロムバーグ氏は、Yahooo Finance!のインタビューに答えて、ビットコインETFは業界の成長のために必須ではなくなったと主張。次のように理由を説明した。

クライアントにビットコイン取引を提供する個人投資家向けの仲介業者が増えている。これほど普及すれば、ETFが必ずしも必要ではなくなる」

同氏は、ビットコインETFがなくても、ビットコイン投資のための環境が整ってきているとみている。

通説では、ビットコインETFは、ETFへの親近感から機関投資家の仮想通貨市場への参入のきっかけになると考えられている。

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ただ、インターコンチネンタル取引所傘下のバックトが手がけるビットコイン先物が出現したことにより、ビットコインETFの重要性は薄れたという見方も出ている。

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