著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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250円区切りでレンジ形成傾向

QTUM/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

上図は、2021/5~現在までのQTUM/JPYの日足チャートに水平線を図示したものである。

QTUM/JPYは、9/5に1,500円のレジスタンスラインを上方ブレイクしたかに思えたが、9/7には反落。足元では1,250円ラインと1,500円ラインのレンジで膠着状態になっている。

5/7に、史上最高値となる3,598円を付けたQTUM/JPYであったが、その後は暗号資産全般に売り込まれた流れもあり急落し、5/23には安値635円まで下押しした。

急落後は、自立反発から5/28に1,500円まで回復する場面もあったが、6月初旬に1,250円ライン攻防で上値突破に失敗すると、再度下値を模索する流れとなった。

1,000円ライン、750円ラインを次々に割り込んで、6/22に448円と500円割れの水準まで足早に下値を拡大することとなった。

みたび500円割れの展開となった7/20の下落局面においては、あわや安値更新にまで迫ったが、6/22の安値448円には届かず、終値で500円台を維持して引けた。

相場が反転し上昇基調となったのは、7/21からとなる。

7/21からは売り物も出尽くしたかゆっくりと買い戻しが進み、7/31に750円ラインを上へブレイク、陽線を確認するとダブルボトム達成からか、それ以降、足早に上昇を続け、8/14には1,582円まで上伸した。

その後調整を挟んだ後に9/6には5/19以来の高値水準である1,773円まで上昇した。

上述のとおり、これまでの値動きからは、概ね250円区切りでの価格帯が意識されやすい傾向が確認できるが、今後の値動きはどうなるだろうか。

テクニカル指標と併せてQTUM/JPYの今後の価格動向について、シナリオを考えてみる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。