著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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上値追い局面も難所ありか

LTC/JPY 日足Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

上図は、LTC/JPYの日足チャート(2020/12~執筆時点)に主要なレジスタンス・サポートラインを線画したものである。

現在のLTC/JPYの状況は、5月から続いた大幅な下落が12,000円付近で下げ止まり、反発局面の最中である。

5月の高値45,000円と7月の安値12,000円の下落幅に対して、+44%上昇した水準の21,000円近辺を推移している(上図白丸)。

市場全体では、中国の恒大集団の一部デフォルト(10/5 Bloomberg)、米政府資金の枯渇疑念(債務上限が引き上げられたが、一時的なもので、12月上旬に再度デフォルト危機に陥る可能性も:10/15 Reuters)など、ネガティブなニュースも散見される。

一方で、米SEC(証券取引委員会)が今月15日、ビットコイン先物ETFの申請を承認したこと(10/18 Bloomberg)で、市場全体にとってポジティブなニュースも出てきている。

このような状況のなかで、LTC/JPYの価格動向はどうなっていくのだろうか。

ライン分析を用いて今後のシナリオを考えていく。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。