著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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特有のファンダメンタルズが好感されたか?

XRP/JPY 日足 Bidチャート

上図は、XRP/JPYの日足チャート(期間:2021/11/15~現在)に一目均衡表を表示したものである。

XRP/JPYは、1/22の安値60円を底値とした上昇トレンドが継続しているように映る。

ファンダメンタルズに目を向けてみると、リップル裁判に進展が見られたことや、米バイデン大統領がリップル社の元諮問委員をFRB銀行監督担当副議長に指名したことなど、XRP特有の材料が好感されたようだ。

そのようなファンダメンタルズに後押しされ、XRP/JPYは4/16までは順調に上値を伸ばし、100円を超えて上昇する場面もあった。

4/18にはBTCが下ヒゲを大きく伸ばし下落する場面があったことに伴い、XRP/JPYも一時90円まで値を下げ短期的な調整局面入となったが、足元は95円前後まで値を戻し、堅調な値動きをしているようだ。

一方で、テクニカル面に注目し一目均衡表で足元の動きを見てみると、価格帯が基準線を下抜け、遅行スパンが価格帯を下抜けており、三役逆転にリーチがかかった状態であり、不安材料もありそうだ。

先の雲は厚くなっているため、このまま雲をサポートにした上昇トレンドの継続と判断することも出来そうであるが、一旦雲に突入してしまった場合は方向感を失い、しばらく上値の重い展開が続くかもしれない。

では次に、XRP/JPYの今後の値動きについてシナリオを考えてみる。

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