6月1日午前11時の仮想通貨相場は、全面安の展開だ。5月のビットコインは60%以上の上昇を記録し、2017年12月以来の上げ幅となった。また好材料が相次いだEOSは二桁%上昇している。
(出典:Coin360)
ビットコイン(BTC)は過去24時間で3%以上のプラス。8573ドル付近で取引している。1週間を振り返ってみると、26日に安値7924ドルをつける一方、30日に高値の8994ドルをつけた。1ボラティリティ(変動幅)の高さが浮き彫りになっている。
(出典: CoinMarketCap ビットコイン7日間の価格)
時価総額2位のイーサリアム(ETH)は4.86%の上昇。268.75ドルで推移している。
4大監査法人であるアーンスト・アンド・ヤング(EY)のブロックチェーン・グローバルイノベーション部門の責任者ポール・ブロディ氏は、イーサリアムの分散型アプリ(dApps)の83%が「生産的な用途には利用されていない」と述べた。
(出典: CoinMarketCap 「イーサリアム7日間の推移」)
リップル(XRP)は3.58%のプラス。0.438ドルで推移している。XRPは今週のはじめは0.383ドルだった。
(出典: CoinMarketCap 「XPR7日間の推移」)
EOSは15%以上のプラスを記録し、現在は8.58ドルで推移している。米国最大の仮想通貨取引所コインベースがEOSのサポートを発表。またステーブルコイン のテザーは、EOSのブロックチェーン上でテザー(USDT)を発行すると発表した。
(出典: CoinMarketCap「EOS7日間の価格」)
仮想通貨市場の時価総額全体は2720億ドル。5月26日の約2470億ドルから250億ドルほど増加した。
(出典: CoinMarketCap 「仮想通貨市場の時価総額」)
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版