香港にいる個人仮想通貨トレーダーの獲得競争が始まろうとしている。いくつかの仮想通貨企業が6月1日にライセンス申請を開始する計画を発表している。

5月29日、フォビは香港の現地法人が地元の個人トレーダーに向けて仮想通貨取引を提供するツイートした。フォビも、5月29日にVASP申請を香港の証券先物委員会(SFC)に提出したという。

先週には、取引所のGate.ioBitMEXがそれぞれ香港で仮想通貨取引サービスを展開する計画であると発表している。

他の企業、例えばOKX、香港最大のデジタル銀行であるZAバンク、中国の国有企業子会社である緑地控股集団の子会社なども、VASPライセンス取得の意向を示している。

SFCは5月23日に、ライセンスを取得したVASPが6月1日から個人投資家にサービスを提供できるようになると発表した。資産の安全な保管、セキュリティスタンダード、顧客資産の分離などに関するそのガイドラインを順守する必要がある

新たな業界団体の設立

5月29日、2つの新たな仮想通貨業界団体 - 香港ライセンス仮想資産協会(HKLVAA)とWeb3ハーバー - が設立を発表した

両団体は、業界の異なる面をサポートすることを目的としている。HKLVAAは、VASPライセンスを取得した企業や香港でライセンスを取得することに関心がある企業をサポートすることを目的としている。一方、Web3ハーバーは香港のWeb3開発を支援することを目指している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン