BSC技術を活用する分散型取引所が、10のパートナープロジェクトとともにポリゴンに参入した。

新進気鋭の分散型取引所ApeSwapは、「ジャングルを拡張するために新たに種をまく」ため、クロスチェーン取引に参入した。

ブロックチェーンセクターでマルチチェーンの傾向にあることに気付いたApeSwapは、DeFiにおいてトップレベルであり続けるため、ポリゴンへの参入を一気に進めた。

プロジェクトチームはバイナンススマートチェーン上の10のパートナープロジェクトを選出し、ともに参入。これにより、一夜にしてポリゴンに1つのDeFiエコシステムを作り上げた。

このローンチは、このコ・マーケティングとMATICの流動性インセンティブを通じ、ポリゴンチームの完全なサポートのもとで実行された。MATICインセンティブに加え、ApeSwap DEXは手始めにファーミングで1ブロックあたり1 Bananaをブリッジした。

$BANANAのブリッジの基本原理はシンプルだ。インフレ状態のトークン1種類をサポートするのは非常に難しい。仮想通貨の長期成長の見通しとトークンエコノミーが弱体化しないよう、ApeSwapチームはトークンエコノミーがクロスチェーンと一致するブリッジを構築した。

オールスター・ラインナップ

イールドファーミングプラットフォームのPolyCrystal Finance、Barbershop Finance、TakoDeFi、VaultサービスのApeRocketやIDOローンチパッドのAstronautとApeToolsなどがApeSwapとともにポリゴンに参入した。またUnimexの参入のおかげでレバレッジ取引が可能になり、NFTKEYとNeural Pepeが非代替性プロジェクトの提供を行う。

BEP-20 BANANAをポリゴンにブリッジするAnyswapが7月19日に正式にローンチし、その2日後にApeSwapのDEXがこのブロックチェーン上でローンチした。今後も引き続きパートナープロジェクトがローンチされるとApeSwapは言う。プロジェクトのサポーターは期待していいだろう。

ApeSwapの共同創立者Obie Dobo(オビー・ドボ)は次のように言う。「正式なクロスチェーンの分散型取引所として仮想通貨を扱えることに、これ以上ない喜びを感じている。ApeSwapはすべてのDeFiユーザーに特別なトレーディング体験を提供することを重視している。これはイノベーションの最先端であり続けるための素晴らしい一歩だ。」

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大きな功績

ApeSwapは、バイナンススマートチェーンですでに爆発的な人気を得ていると言う。4ヶ月間でそのアクティブユーザーは42万5千人まで増加。この驚異的なパフォーマンスをポリゴンでも示したい意向だ。

全体としては80以上のプロジェクトとパートナーシップを組み、そのコミュニティは15万以上まで拡大。大きな注目を集めた10つのNFTプロジェクトを輩出している。さらにApeSwapは、そのプラットフォームを使用して次世代の仮想通貨のビッグアイデアも育成する。このBUIDLプログラムは、新しいプロジェクトを成長させ、IDOローンチパッド(別名Initial Ape Offerings (IAO))がイノベーティブなプロジェクトをローンチするようサポートする。

2021年、ApeSwapは、DeFiにおいて最高のリテールトレーディング体験を提供するために大きな尽力を続けると言う。ポリゴンへの参入は、このプロジェクトが最高のマルチチェーンDEXになるよう競う中で体制を整えることに一買っている。

他の機能も現在進行中である。分散型取引所を通じて最近チャーティングがローンチされ、さらにこれに続いてリミット注文とレバレッジ取引もローンチが予定される。プロジェクトの中核であるApeSwapのユーザーを考慮し、ガバナンスの実装も7月に予定されている。

ApeSwapは、#HotDeFiSummerというキャンぺーンを最近ローンチ、これは毎月のチームの動向をまとめた「プレッジ」のラウンドアップの機能を果たしている。7月のプレッジによると、ガバナンスの他に25の新しい取引ペア、Reddit AMA、ボリュームマイニング、ポッドキャストでの新作エピソードの発表、限定コレクションから残りのNFTのオークションも予定されている。

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