ニューヨーク市長に選出された場合、ニューヨーク市を「ビットコインの中心地」にするつもりだと語った民主党のエリック・アダムス氏が、共和党のカーティス・スリワ氏との選挙戦に勝利した。
11月2日の選挙日の結果、72.8%の得票率でスリワ氏らを破り、アダムス氏がビル・デ・ブラシオ氏に代わってニューヨーク市長に就任することになった。就任は1月1日。
It's official -- our five-borough, knock-every-door, reach-every-voter campaign was successful: We have won the race for Mayor of New York City!
— Eric Adams (@ericadamsfornyc) November 3, 2021
This is my dream come true, and I couldn’t be more proud to represent the City that we all love as your Mayor-elect
市長選挙期間中、アダムス氏は、ニューヨーク市を「サイバーセキュリティの中心、自動運転の中心、ドローンの中心、ビットコインの中心」となる技術ハブにすることを公約した。同氏は、6月に民主党の候補者として、仮想通貨に詳しい実業家のアンドリュー・ヤン氏を破り、当選した。
米国の多くの地域では2日、地方自治体や州政府の選挙が行われ、これまでに仮想通貨関連の法律や政策を提唱してきた候補者が登場した。マイアミでは、フランシス・スアレス氏が78.7%の得票率で再選(2017年から市長を務めている)を果たした。