クラウドファンディング・プラットフォーム大手インディーゴーゴーは、仮想通貨やブロックチェーン事業の拡大を検討している。まずは、資産に裏打ちされたセキュリティ・トークンを企業が販売できるサービスを明日にも開始する計画。

 新サービスの第1弾では、コロラド州アスペンのスキーリゾートの不動産株をトークン化し、適格投資家に販売する。トークンを販売するセントレジス・アスペンホテルは、再開発のために1200万ドル(約13億3000万円)を調達する計画だ。

 この「アスペンコイン」はイーサリアムのネットワーク上で発行し、証券会社を通じて販売する。インディーゴーゴーはランディングページの作成を担当。

 インディーゴーゴーのスラバ・ルビンCEOがザ・バージに語ったところによると、仮想通貨とセキュリティに裏打ちされたトークンは別物であるという。資産の裏打ちあるトークンは、比較的投機的なものではなく、将来上手くいく可能性も高いと強調した。

 インディーゴーゴーは昨年12月、ICOプラットフォームをローンチしてる。