米大手仮想通貨取引所コインベースの教育プログラム「コインベース・アーン(Coinbase Earn)」は、メーカーダオ(DAO)が発行するステーブルコイン「ダイ(DAI)」の学習コースを追加した。同取引所が6月10日にブログで発表した。

ダイは、コインベース・アーンが取り扱う最初のステーブルコインで、ユーザーらは動画などで同ステーブルコインについて学習できる。学習者はダイがもらえる

ダイは、イーサリアムベースのステーブルコインで、価格が1米ドルとなるよう安定させるガバナンスコイン「メーカー(MKR)」とセットになっている。ユーザーは、メーカーダオの独自スマートコントラクト「CDP(Collat​​eralized Debt Positions、担保付債務ポジション)」でDAIを生成。これを維持するための手数料としてMKR(ユーティリティトークン)を払う。

先月、ダイの取引価格が仮想通貨取引所で1ドルを上回り、価格安定化手数料(Stability fee)引き下げられた

コインベースは先月18日には、コインベース・アーンが100カ国以上で使えるようになったと発表。アジアでは韓国や台湾、インドなどでも利用可能になるが、日本は含まれていない。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版