中国では当局による仮想通貨マイニングの取り締りが続いている。四川省の都市が地元のビットコイン(BTC)マイニングファームを閉鎖させた。

中国の現地メディアによれば、四川省西部の雅安市の当局が地元のビットコインマイニング事業者を調査のために一時業務を停止するよう命じたという。

中国メディアのPAニュースは、匿名の証言を引用して、仮想通貨マイナーがいつマイニングを再開できるかは、再開できるかどうかは不透明だと指摘している。

中国の仮想通貨ブロガーであるコリン・ウー氏によると、最新の決定は、中国最大の水力発電地域である四川省のビットコインマイナーに影響を与える可能性がある。ウー氏によると、四川省は仮想通貨のマイニング事業への電力供給を停止するように電力会社に命じる文書を発行したという。

ウー氏によると、この文書は26の大規模なマイニングプロジェクトを特定し、それらを調査して閉鎖することを要求したという。ウー氏は、この取り締りの動きは主に大規模なマイニングファームに影響を与えるだろうと指摘している。

最新の取り締りは、もう1つの水力発電地域である雲南省で行われたマイニング禁止措置に続くものだ。新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区、青海省でも、マイニング事業の取り締りが行われた。