中国政府:ブロックチェーンの導入促進を検討、金融やIoTへの応用広げる

 中国工業情報化部(MIIT)は、ブロックチェーンの導入を加速する方法を模索しているという。中国の新華社通信が9日にMIITの動きを報じている。

 新華社通信によると、MIITは「ブロックチェーン産業の健やかで秩序ある発展」を提供するため、中国におけるブロックチェーンの応用を加速する数々の方策を政府に提案したという。ブロックチェーン技術のエコシステムは現在のところ初期段階にあると、MIITは述べている。

 MIITはブロックチェーンの応用を、金融セクターから電子預託サービス、サプライチェーン管理、モノのインターネット(IoT)等の他の産業へと、徐々に広げる考えだ。

 MIITは様々な地域や部局とより緊密に連携すると共に、コンピューターの演算能力とストレージを高めることによって、堅固な産業エコシステムを構築する計画だ。

 MIITは5月、ブロックチェーン関連のスタートアップ企業が17年に450社を超えたとする「ブロックチェーン産業白書」を発表し、中国のブロックチェーン産業が17年に指数関数的な成長を見せていることが明らかになった。

 MIITの副部長は先日、ブロックチェーンの促進に「総力を挙げて」取り組むよう政府に答申し、中国はブロックチェーン技術を「産業」規模で開発し、あらゆる経済・社会分野においてブロックチェーンの導入を加速させなければならないと語っている。