世界中の国々が中央銀行デジタル通貨(CBDC)に飛び込む中、仮想通貨業界からは、トークンの採用や、さらにはトークンの開発のためのパートナーシップの可能性に期待するものもある。しかし一部からは、CBDCが人々を失望させる可能性があるとの指摘も出ている。

ステーブルコインプロジェクト「SAGA」の創業者イド・サデ・マン氏と、エコノミストのバリー・トプフ氏は、コインテレグラフとのインタビューの中で、CBDCが金融政策を変えることはないだろうと語った。

「それは基本的に、パッケージの変更、テクノロジーの変更であり、歓迎すべき変化だ」と、トプフ氏は述べている。「本質的に、それは依然として1つの国の法定通貨のまっまだ。通貨の価値は、その背後にある主権によって決定する」。

マン鵜jいはこれに同意し、CBDCに関してはトプフ氏よりも楽観的であると語った。

「CBDCは決済の流れを緩和し、世界経済により適した方法で再構築するという意味で、間違いなく良いニュースだと思う」

ステーブルコインの「SAGA(SGA)」は複数の法定通貨のバスケットを準備金としている。その構成は、国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)をもとにしており、ドルやユーロ、人民元、英ポンド、日本円となっている。しかしマン氏によれば「リザーブ率を下げることで、SDRから徐々に分離している」という。

準備金の削減はSGAが法定通貨のようになっているように見えるが、マン氏は誰もがアクセスできるメカニズムによって準備金が変更してあるとことが大きな違いだと述べている。「CBDCをみたとき、中央銀行がその金融政策にコンセンサスメカニズムに基づいている行っているところはない」と、マン氏は主張する。

「私たちが達成している信頼は、私たちがほかの人々よりも優れていることに依存しているわけではない。それはシステムによるべきだ」と、マン氏は説明している

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン