仮想通貨資産運用会社カナリーキャピタルが、米証券取引委員会(SEC)に対し現物ソラナ上場投資信託(ETF)の申請を行った。これは、ヴァンエックと21シェアーズの後を追う形となる。
10月30日に提出したS-1登録申請によれば、この現物ソラナETFはシカゴ・マーカンタイル取引所のCFソラナ指数を通じてSOLの価格を追跡する。
カナリーが提案する現物ソラナETFは、投資家が従来の証券口座を通じてソラナ市場にアクセスできるようにし、SOLを直接保有する際の潜在的な障壁やリスクを回避できるようにする。ソラナは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に続いてSECにより現物ETFが承認される次の仮想通貨として考えられている。
カナリーの現物ソラナETF申請は、ヴァンエックと21シェアーズがそれぞれ6月27日と28日に米国で現物ソラナETFの申請を行ったことに続くものだ。フランクリン・テンプルトンもソラナETFに関心を寄せている。
カナリーは、現物ソラナETFのカストディアンが誰であるかや、ファンドがどのティッカーで上場されるかについては明らかにしていない。
カナリーは、10月8日に現物XRP ETFのS-1申請を提出しており、その1週間後の10月15日に現物ライトコインETFの申請を提出している。
コインゲッコーのデータによれば、ソラナの価格はこのニュースを受けてわずかに上昇したが、依然として1日で2.3%下落し、174.6ドルとなっている。
カナリーは、バルキリーファンズの創設者の1人であり、ギャラクシーデジタルの元マネージングディレクターであるスティーブン・マクラーグ氏によって設立された。「我々は、リスク管理と適応的かつ戦略的な先見性に重点を置いた、次世代のアクティブおよびパッシブの仮想通貨関連商品を牽引するためにカナリーを設立した」と、同社は10月1日に最初の信託商品であるカナリーHBARトラストを立ち上げた際に語っている。
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