ビットコイン(BTC)は8000ドルを下回っている。グーグルの仮想通貨広告の禁止のニュースをはじめ、先週からの一連の仮想通貨関連のニュースを受けて価格が下がり続けた。
記事執筆時点でBTCは7729ドル前後で現在取引されている。過去24時間で7%の下落である。
年初から仮想通貨マーケットが下落する中、BTCの市場占有率はゆっくりとではあるが上がり続けている。コインマーケットキャップのデータを見ると、BTCはほかのコインに比べて価格下落のペースはゆっくりであり、記事公開時点でBTCの市場占有率は44.3%だった。
イーサリアム(ETH)は500ドルに接近している。515ドル前後で取引されており、過去24時間で15%の下落だ。リップル(XRP)の価格も下落している。0.61ドル近辺で取引されており、過去24時間で11%の下落だ。
仮想通貨界隈のツイッターでは、@WhalePanda氏が、現在進められている米証券取引委員会による調査に言及し、仮想通貨マーケットの急落について明確な理由を探すことは無駄だとツイートした。
Since people are always trying to look for explanations on why there are dumps... Why did $ETH dump so hard? Some ICOs/big holders trying to get rid of it because of the ongoing investigations or other information we don't know yet? ??
— WhalePanda (@WhalePanda) March 18, 2018
(人々はいつも、何で価格は下がったのかを説明しようとする。。。なぜETHはこんなにも下がったのか?あるICOの大量保有者が持ち分を処分しているのは、現在進めらている調査のせいなのか、それとも我々がまだ知らない情報があるせいなのか???)
コインマーケットキャップのトップ10リストの中で、唯一価格が上昇したのがIOTAだ。1.29ドル近辺で取引されており、記事公開時点では14.5%の上昇だ。カルダノの下落率が一番大きかった。0.14ドル前後で取引され、過去24時間で19%の下落となっている。
マーケットでの価格下落は、破産したマウントゴックスの管財人による4億ドル分の売りの影響があったと見られている。管財人側の新しい文書では、市場価格下落の原因は自分たちではないとしているが、仮想通貨の熱心な信者は誰も信じていないだろう。