ブロックショー・アジア2018 ー「最大のブロックチェーン技術のロードショー」(Venturebeat)ー が11月28日、シンガポールで開催した。

コインテレグラフが主催する「ブロックショー・アジア」は、昨年に続き2回目の開催だ。シンガポールの会場に50か国以上から3000人以上のブロックチェーン業界の関係者が集まる。このカンファレンス自体は28日と29日の2日間の予定だが、同時に開かれる「アジア・ブロックチェーン週間」は12月1日まで続く。ブロックショーのラウンドテーブルとディスカッションは、シンガポールのビジネス地区の中心に位置するマリーナベイサンズ・コンベンションセンターで行われる。

カンファレンス初日には、ブロックチェーンと人工知能(AI)との相互作用、中国での仮想通貨禁止がアジアの仮想通貨経済に与える影響、ミレニアル世代と仮想通貨、ブロックチェーン技術がゲームを変革させる可能性について議論される予定だ。

2日目には、ブロックチェーン開発における政府の役割、仮想通貨トレーディングの進化、分散型アプリ(Dapps)の開発、大手企業におけるブロックチェーンの活用について議論する。

今年のカンファレンスには、ファンドストラット・グローバル・アドバイザーの共同設立者でマネージングパートナーであるトム・リー氏、ハンソン・ロボティクスのチームサイエンティストであるベン・ゲーツェル博士、SingularityNETのスタンリー・ヤンCEO、IBMの最高技術責任者(CTO)などが登壇し、講演する。

カンファレンスの開始直前、ブロックショーのチームは、EXP20と呼ぶスタートアップのビジネスピッチコンペを発表した。このコンテストに参加する企業は、潜在的な投資家にビジネスプランを提案するため、10分間の時間を与えられる。最も実行可能性が高いプロジェクトには、資金調達やプロモーションなど、様々なサポートを得ることができる。

コインテレグラフはまたトム・リーにもインタビュー。仮想通貨の最近の下落の中でも、リー氏が楽観的な見方を維持する理由などを聞いた。リー氏はインタビューの中で、BTCが「来年、最も収益性の高い仮想通貨の1つになるだろう」と予測した。

現在、シンガポールのコインテレグラフチームは、このイベントをカバーし、ブロックショー・アジア2018のハイライトを伝えていく予定だ。カンファレンスの様子はYoutubeでもストリーミングしている。