フリップサイド・クリプト(Flipside Crypto)が4日、ブロックチェーンゲームがローンチから1年間の収益を調査した。
クリプトキティーズ(CryptoKitties)とゴッズ・アンチェーンド(Gods Unchained)、マイクリプトヒーローズ(My Crypto Heroes)の3ゲームを比較。ゲーム開発会社と、ユーザーの収益を集計した。
調査では、ゲーム会社の収益、ユーザーの収益ともにクリプトキティーズが2ゲームを引き離して最も収益を得ていたことがわかった。
(Flipside Cryptoのデータからコインテレグラフが作成「企業収益とユーザー収益」)
クリプトキティーズがダントツ
クリプトキティーズはゲーム開発会社の収益が700万ドル、ユーザーであるブリーダーに2000万ドルの合計2700万ドルを生み出した。
クリプトキティーズはイーサリアムブロックチェーン上で仮想の猫を繁殖させるゲーム。子どもは親の性質を一部継承して育ち、珍しい特徴を持つ猫は価値が上がるようになっている。
過去には600ETH(当時約1900万円)で購入されたこともある。
クリプトキティーズ以外ではゴッズ・アンチェーンドは開発会社が420万ドル(初年度はオークションなし)、マイクリプトヒーローズは開発会社が150万ドル、ユーザーはゲーム内資産の売却で11万8000ドルを稼いだとしている。
また、調査ではクリプトキティーズが、開発会社よりもユーザーが多く収益を上げている構造が明らかになっている。
(Flipside Cryptoのデータからコインテレグラフが作成「企業収益とユーザー収益の比率」)
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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