仮想通貨取引所ビットトレックスは、中東・北アフリカ(MENA)の顧客向け取引プラットフォーム公開を目指し、バーレーン拠点の仮想通貨取引所でカストディプロバイダーのレイン・マネジメントと提携した。7月31日に発表した。
新設予定のプラットフォームは、中東・北アフリカ地域でのレインの専門知識と、ビットトレックスの技術とセキュリティインフラを組み合わせたものになるとしている。
現在ビットトレックスとビットトレックス・インターナショナルで有効なすべてのトークンが利用可能になるとしている。ビットコイン(BTC)と現地通貨バーレーン・ディナール、クウェート・ディナール、UAEディルハム、サウジアラビア・リヤルとの取引ペアも提供予定だという。
この発表の同日、レインはバーレーン中央銀行から「クリプトアセットモジュール」ライセンスを取得し、中央銀行から承認を受けた中東初の取引所となると発表。「金融事業者として完全に条件を満たし、同国の銀行などとパートナーシップを結ぶことができる」と述べていた。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版