ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)決済サービスを手掛けるビットペイは、ドイツでの運営を一時停止した。8月1日にコインテレグラフが同社からのメールで確認した。

ビットペイの広報担当ジャン・ジャオスキー氏は、来年ドイツで施行される規制が理由だとしている。

先月、ドイツはアンチマネーロンダリング(AML)の新たな規制を来年から施行する仮想通貨関連企業ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)からライセンスを取得する必要がある

【関連記事:ドイツで来年1月からアンチマネロン規制が発行へ 仮想通貨関連企業はライセンス取得義務

ビットペイは、ドイツでのサービスを再開できるかどうかを精査中だとし、以下のように述べている。

「ドイツは、2020年より仮想通貨関連会社はライセンスを申請するよう公言した。我々は同国での運営を一時停止し、ドイツのライセンス取得の必要性を精査する

今回のビットペイのサービス停止を受けて、ドイツのITニュース「コンピュータベース」は、決済手段としてビットコインは使用できなくなると告知している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版