中国のマイニング大手ビットメインが、再びIPO(新規株式公開)を目指している。21日に付けのブルームバーグが報じた。ビットコインを始め仮想通貨相場が足元で回復して来たことが背景にあるとみられる。
ビットメインは、香港証券取引所にIPOを申請していたが3月26日に期限切れとなっていた。
記事によると、ビットメインはSEC(米証券取引委員会)にIPO関連書類を申請しており、今年後半に米国でのIPOを目指している。香港でのIPOは30億ドル(約3200億円)調達を目指したが、米国では3億ドル~5億ドル(約320億円~535億円)に目標を下げるという。
ビットメイン今年3月は、失敗に終わった香港IPOについて申請プロセスを通じて「会社の透明性」が向上したとし、「コアミッション」に焦点を当てられるようになったと前向きに捉えていた。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版