中国の仮想通貨マイニング大手ビットメインは26日、香港証券取引所へのIPO(新規株式公開)申請の有効期限が切れたことを確認し、同時に新たなCEOを任命したことを明らかにした。
ビットメインは自社のブログの中で、「2018年9月に香港証券取引所に申請していたIPOは6カ月の有効期限を迎えた」と言及。再び上場に向けた手続きを始めるものの、いつになるかわからないという。ただビットメイン は、昨年末に行った人員削減などを例に挙げ、IPO申請プロセスを経て「会社の透明性」が向上したとし、「コアミッション」に焦点を当てられるようになったと評価した。
ビットメインは、仮想通貨とAIの半導体に焦点を当てるとしている。
一方、ビットメインはハイチャオ・ワン氏を新たなCEOに任命した。また、創業者であるジハン・ウー氏とツァン・ケチュアン氏が共同CEOから退くことも認めた。ただ、彼らは、会社の成長戦略に関するアドバイスを与えるポジションに残ることになるという。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Bitmain Says Now-Lapsed IPO Made Firm More Transparent, Reveals Appointment of New CEO