世界最大規模のビットコイン(BTC)マイニング企業ビットメインの共同創業者、ジハン・ウー氏が立ち上げたシンガポール拠点の仮想通貨関連サービスのスタートアップMatrixport(マトリックスポート)は、EU承認の決済企業シンプレックスと提携して、クレジットカードやデビットカードを使用して仮想通貨で購入できるようにする。
マトリックスポートのユーザーは、同プラットフォームのウェブサイトやモバイルアプリからVISAやマスターカードを通じて、ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)、テザー(USDT)の仮想通貨7種類から決済方法を選択できる。
法定通貨は、米ドル、ユーロ、ロシア・ルーブル、英ポンド、日本円を含む20種以上に対応する。
マトリックスポートのUSDTとUSDコイン(USDC)でのステーブルコイン決済をサポートする投資セットアップである米ドルでのデュアルカレンシーといった金融商品の活用を促進する。
同社CEOで共同創設者で、中国マイニングのビットメインの共同創設者でもあるジョン・ゲ氏は、以下のように述べている。
「米ドルでのデュアルカレンシーは、銀行預金やほとんどのファンドよりはるかに高いリータンを、USDT/USDCへの投資から得ることができる最も人気の商品の1つだ。これまでユーザーはUSDT/USDCをどこか別の場所で購入し、当社のプラットフォームに送金する必要があった。シンプレックスのサポートで、そのプロセスを素晴らしく整えることができ、ワンタッチでリターンを得ることができる」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン