中国大手マイニング企業ビットメインが10月9日、マイニングマシン「アントマイナーS17」シリーズの最新モデルとして、「アントマイナーS17+」と「アントマイナーT17+」の2製品を発表した。両製品とも10月11日19時(GMT+8。中国時間)から販売予定。同社共同設立者ジハン・ウー氏によると、電力効率とハッシュレートが改善しており、S17+のハッシュレートが最大毎秒73テラハッシュ(TH/s)、T17+は最大64TH/sという。
「アントマイナーS17+のハッシュレートは73TH/sで、同40Jと比較しテラハッシュあたり10%増の電力効率で動作する。T17+は最大64TH/sで、同50Jと比較しテラハッシュあたり10%増の電力効率となっている」
ハッシュレートは、仮想通貨ビットコイン(BTC)マイニングにおける計算力を示す。
またこの発表では、新製品に搭載しているデュアルチューブ放熱技術により、製品内部冷却の効率化、冷却用ファンの動作音の低減を実現しており、「吸気口と排気口の間のスペースを50%削減した」と主張している。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版