仮想通貨マイニング大手ビットメイン、ビットコイン用マイニング機器の最新モデルを発売

仮想通貨マイニング機器大手ビットメインは9月9日、マイニングマシン「アントマイナーS17」シリーズの最新モデルとして、「アントマイナーS17e」と「アントマイナーT17e」の2製品を発売した。同シリーズは第2世代7nm(ナノメートル)プロセスルールによるASIC(特定用途向け集積回路)を採用しており、S17eのハッシュレートが最大毎秒64テラハッシュ(TH/s)、T17eは最大毎秒53テラハッシュという。

ハッシュレートは、仮想通貨ビットコイン(BTC)マイニングにおける計算力を示す。またプロセスルールは、半導体製造における回路配線の幅を指しており、これが微細であるほどチップの小型化や性能向上、消費電力の低減を図りやすいとされている。

ビットメインは、S17eの電力効率は1テラハッシュあたり45ジュール(J)、T17eは1テラハッシュあたり55ジュール(J)と説明。両製品とも、冷却効率を改善するデュアルチューブ熱拡散システムを備えており、ハードウェアの寿命と安定性を向上させたと主張した。

また今回の2製品には、悪意ある第三者によるサイバー攻撃を防ぐ高いセキュリティソフトウェアを採用したそうだ。

ビットメインによると、S17eおよびT17eは3回に分けて販売される予定。第1回が9月9日販売で11月10日配送予定、第2回は9月10日販売で11月11~20日に出荷予定。第3回は9月11日販売で、11月21~30日に出荷する予定とした。

また、配送遅延の補償プログラムも発表。指定納期の一定期間が経過してもマイニングマシンが出荷されない場合、マイニングプールの電気料金控除として、遅延1日ごとにクーポンで顧客に補償するという。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版