6月につけた今年の最高値から50%ほど下落したビットコインだが、今年はまだ下がるのだろうか?クオンタム・エコのミックス創業者のマティ・グリーンスパン氏は、最新のニュースレターの中で「最悪の時期は終わった可能性」を指摘している。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(年初来)」)

グリーンスパン氏によると、今年最高値を記録して以降、バックトのビットコイン先物開始やフィデリティの参入などがあったにも関わらずビットコインの取引量が着実に減少している。ビットコインの短期的な歴史を見ると、「低迷期は122日間続く傾向があり平均的には43%下落する」

現在、今年最高値をつけた6月26日からは154日経過しており、下落幅は約50%だ。

このため同氏は、過去のパフォーマンスが将来を示すわけではないとしつつも「最悪期は終わった可能性がある」と解説した。

グリーンスパン氏は、元eToroのシニアアナリストだ。

多くのアナリストがさらなる調整を予想する中、年内に1万ドルを回復するという「レアな機会」を予想する声も出ている

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