ビットコイン(BTC)は現在27000ドルをわずかに上回って推移している。

ビットコインはこの一週間でマイナス10%の下落、4月全体で4%の下落となっている。

一方海外の人気トレーダーのクレディブル・クリプト氏によれば、長期的な上昇トレンドが維持される可能性は十分にある。同氏はツイッターで「19000ドルから30000ドル以上までの1万ドル以上の垂直上昇の後に2000ドル下落しただけなので、弱気転換とみるのは間違った見方だ」と主張した。仮に25000ドルまで下落しても健全な調整だとする声もある。

投資情報を発信するストックマネー・リザーズはここからの価格上昇はゆっくりとしたものになる可能性があるとツイートしている。「ビットコインは直近で巨大な陽線をつけたのでいくらかの冷却期が見られる」と指摘。「短期・中期は引き続き強気(3か月)だが、急激に上昇することを期待しないでほしい」とした。
仮想通貨アナリストのクリプトコン氏も、ビットコインの相対力指数(RSI)の最新の動きに基づいて同様の結論を導いている。RSIは特定の価格帯での売買の強さを判断するために使用され、今後の価格トレンドに関する洞察を提供するのに役立つ。
同氏は「短期的なビットコインの値動きは厳しいように見えるが、実は週間RSIが6年間の下降トレンドから脱却しサポートを確立しようといる」とコメント。「ビットコインは今岐路に立っている。2019年のような急激な値上がりを続けるか、2015年のようなより健全で安定したアプローチを取るか」になると分析した。
