ビットコイン(BTC)は先週土曜日に1万ドルを下回って以来、ほぼ横ばいの動きを見せている。執筆時点(7月31日17時50分時点)のビットコイン価格は9735ドルで、24時間前から2.57%のプラス。日本時間の明日早朝に発表されるFOMC(連邦公開市場委員会)の声明文で静かな相場がどのように変わるか注目だ。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(7日間)」)

FRB(連邦準備理事会)は今回のFOMCで利下げをすると見られている。大方の予想は、0.5ポイントの利下げだが、中には0.25ポイントの大幅利下げを予想するアナリストもいる。

利下げはビットコインに対して追い風になると見られており、FOMCの結果、相場に活力が戻るのか注目される。

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既報の通り、FXcoin シニアストラテジストの松田康生氏は、ビットコイン相場はFOMC待ちという見方を示している

もしFRBが利下げをすれば、ビットコインは歴史上初めて利下げを経験することになり、仮想通貨業界関係者も注視している。

一方、最近、仮想通貨で商いが薄い理由として、ライトコイン半減期待ちを指摘する仮想通貨トレーダーもいる。ライトコインのマイナーに対する報酬が半減する半減期はあと5日と推定されている。