今年初めにビットコイン(BTC)取引を始めた決済サービスのスクエアが、Yahoo Financeが選ぶ今年の企業に選ばれた。スクエアは今年の1月に米国でビットコインの取引を始めている。
スクエアの株価は、12月までに72%上昇。米ハイテク株全体が急落する前の9月時点では、170%のプラスだった。Yahoo Financeは、スクエアは「一目で何ができるデバイスなのが分かる」とそのデザイン性を評価した他、給与支払い、予約、デリバリー、融資など様々なサービスに対応していると指摘した。ちなみにYahoo Financeが選ぶ「今年の企業」は、2015年はフェイスブック、2016年はエヌビディア、2017年はアマゾンだった。
スクエアは、ツイッターのCEOのジャック・ドーシー氏が創業したことでも有名。今年の1月にビットコインの取引を開始し、8月時点でアプリの「キャッシュ」のダウンロード数がライバルのベンモを超えた。同月、CFO(最高財務責任者)であるサラ・フライヤー氏は、「見えないところでビットコイン(BTC)利用者層は確かに拡大している」と話した。
今月20日、「キャッシュ」のトップを務めブライアン・グラサドニア氏は、株価上昇の要因について、ビットコインの取引を始めたことではなく、「歴史的に複雑で、威圧的で、ストレスのたまる金融ツールへのアクセスを民主化したこと」と強調していた。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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