「見えないところでビットコイン利用者層は拡大している」=米決済サービス大手スクエアのCFO

 米決済サービス大手のスクエアのCFO(最高財務責任者)であるサラ・フライヤー氏は3日、ブルームバーグTVのインタビューに答えて、見えないところでビットコイン(BTC)利用者層は確かに拡大しているという見解を明かした。具体的な数字は明かされなかったものの、ビットコインの利用ケース拡大を示す発言として、仮想通貨業界にはポジティブな材料になりそうだ。

 ツイッターのジャック・ドーシーCEOが創業したスクエアは、自社アプリのキャッシュで今年の1月からビットコインの取引を開始。スクエアは一定数のビットコインを保有することで、利用者がすぐにビットコインの売買ができるようにしている。

 ブルームバーグの「ビットコイン取引を開始して以降、どのくらい利用者数が増えたか」と言う質問に対して、フライヤー氏は次のように答えた。

「見えないところで確かな成長がある。なぜなら我々はアップストアのランキングで30位だからだ。実際、昨日は15位だった。週末にかけてさらに伸びるかもしれない。微妙な空気感の話かもしれないが、我々のプラットフォームでの成長率を測る上で良い方法だと思う」

 また「ビットコインの売買の他に送金サービスを始めない理由は何か」と言う問いに対してフライヤー氏は、まず「実用性」を確かめるというスクエアの方針があると説明した。

 スクエアは、2日に4−6月期の決算を発表し、ビットコイン取引による売上高が3700万ドル(約41億円)だったことを明らかにした。ただ、決算発表後にフライヤー氏はレポーターに対して、ビットコインのボラティリティーが激しい影響で利益はほとんど出ていないことを解説。ビットコインは「巨大なマネタイズのマシーン」にはまだなっていないと述べた

 スクエアは6月、ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)から同州で仮想通貨事業を行うための免許であるビットライセンスの承認を受けたと発表。ドーシーCEOは、仮想通貨支持者として知られ、5月にはビットコインが将来、世界中、そしてインターネットで、単一通貨になるとの考えを示した