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ビットコインは1月、マイナスで終わった。これで6ヵ月連続のマイナスだ。ただ大手企業の仮想通貨業家に対する参入意欲は衰えていないようだ。

ウォール街の大手投資会社フィデリティは、機関投資家が待ち望むカストディ(資産管理)サービスについて「最終テスト」段階にあると発表。また市場が期待するビットコインETFに関しては、CBOEが米政府機関閉鎖を理由に申請を取り下げてから1週間ほどで、再び申請するという強気姿勢を見せた。

2月は幸先の良いスタートを切れるのだろうか?見てみよう。

BTC/USD

ビットコインは過去3日間少しずつ上昇している。20日間EMA(青色)に近い水準での取引が続いてており、そこがレジスタンスとして機能している。1月10日にそこを下回って以来、回復できていない。20日間EMAが下落傾向にあり、RSI(相対力指数)は50を下回っている。弱気派が優勢なようだ。

BTC/USD

(引用元:TradingView

2つの移動平均線を下回り、3236.09ドルも下回ったら、多くのストップロスを誘発するだろう。次のサポートは、3000ドル。次は2600ドルだろう。

もし2つの移動平均線と下降トレンド線を上回れば、トレンド変化の可能性がある。とりわけもし4255ドルを上回れば、強気サインと考えてよいだろう。

50日間SMAより上で取引を終えたら少しけ始めても良いかもしれない。それまでは静観しよう。

XRP/USD

我々が予想していたように、20日間EMA(青色)と50日間SMA(赤色)の間には手強いレジスタンスがある。リップル(XRP)は、先月31日、50日間SMAの少しした付近の水準から下落した。

XRP/USD

(引用元:TradingView

下降局面では、下降トレンド線付近で押し目買いが見られた、強気サインだ。しかし、さらなる強気サインを確かめるためには、50日間SMA(赤色)を上回らなければならない。前回の推奨をそのままにしよう。

もし0.27795ドルという重要なサポートを下回れば、我々の強気な見方は無効になる。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は過去4日間、103.20ドルと116.30ドルの狭いレンジで取引をしている。20日間EMA(青色)とRSI(相対力指数)がネガティブなゾーンにあり、弱気派に勢いがあることを示している。水平のレジスタンスと20日間EMAが116.30ドル付近にある。それゆえ我々は、この水準が大きなバリケードとなると考える。

ETH/USD

(引用元:TradingView

しかし、もし116.30ドルを上回れば、134.50ドルまで上昇するかもしれない。この水準の上では、167.32ドルもある。上昇可能性は高い。20日間EMAを上回って価格を維持できれば、ロングポジションを推奨するかもしれない。

一方もし、103.20ドルを下回れば、83ドルまで下がる可能性がある。