先週末にビットコインは6%近く下落して再び7300ドルのサポート付近まで戻った。アナリストの中からは、週末の急落によってCMEのビットコイン先物に「強気なギャップ」が生まれるとの見方も出ている。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(7日間)」日本時間12月2日午前8時時点)

CMEのビットコイン先物チャートでは、週末などマーケットが休みの際にビットコインが大きく動く場合、「ギャップ(窓開け)」が生まれる。そして経験的にこのギャップは埋められる傾向がある。

ビットコインの週末の急落によって、新たなギャップが生まれたのではないかという見方が出ている。

アナリストのファン・デ・ポップ氏は、CMEの金曜日の終値は7805ドルだったため、今回はギャップが上方に作られることになると分析。今後ギャップを埋めるための値動きによって、8000ドルまで回復する可能性があると指摘した。

【関連記事:今回が本当の”ギャップ埋め”? ビットコイン急落とCME先物関係に注目

【関連記事:CMEのビットコイン先物の「ギャップ」埋まる アナリストは「ポジティブサイン」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン