11月8日にビットコインが急落した理由は、CMEのビットコイン先物の「ギャップ埋め」かもしれないという見方が出ている。
(出典:Investing.com「CMEのビットコイン先物とギャップ」)
今回は本当?
CMEのビットコイン先物チャートでは、週末などマーケットが休みの際にビットコインが大きく動く場合、「ギャップ(窓開け)」が生まれる。そして経験的にこのギャップは埋められる傾向がある。
先月末に9345ドルと8904ドル(先月25日の最安値は8730ドル)の間にギャップが出現したが、今月6日のCMEのビットコイン先物のフラッシュクラッシュで埋まったと考えられていた。
しかし、テクニカル分析家のThe Moonは、CMEのフラッスクラッシュがビットコインのスポット価格には反映されなかったと指摘。このため前回はカウントされず、「今回こそが本物のギャップ埋め」と考えられるかもしれないと述べた。
またThe Moonは、200日移動平均線を下回ったことについて警戒。今月5日にThe Moonは200日移動平均線を上回ったことを強気サインと指摘したばかりだった。
The Moonによると、これまでのところ取引量が多いわけではなく、200日間移動平均線を決定的に下回ったとは解釈できない。しかし、今後200日間移動平均線を下回る取引が続けば、弱気サインだ。