5月21日、仮想通貨市場は新たな恐怖・不確実性・疑念(FUD)に見舞われ、ビットコイン(BTC)の価格と多くのアルトコインを揺るがした。
中国の規制当局がビットコインのマイニングを取り締まろうとしているという情報によって、中国はこの3週間で2度目の相場下落の犯人となった。メディアはまた、香港の規制当局が一般投資家の仮想通貨取引を禁止することを提案したと報じた。
TradingViewのデータによると、ビットコイン(BTC)は、中国からの発表前には4万ドルのサポートを維持していたが、すぐにそのサポートを失い、さらに3万6000ドルのサポートまで下落することになった。

20日の仮想通貨相場の好転は、クリプトウィンターの後戻りする恐れを和らげることに役立ったが、Jarvis Labsは仮想通貨相場はいまだ「森の外を出ていない」と指摘している。
それでも、この下落でクジラが39,931ドルで大量の流入を示したため、BTC価格はその地位を維持し、より高値に上昇するという希望の余地がある。
Significant inflows to whale wallet happened at $39,931 (around 115k BTC). This should now be a support for #Bitcoin. Closest resistances are at 52 and 56k. pic.twitter.com/XnsNQ35BFZ
— whalemap (@whale_map) May 21, 2021
アルトコインが再び押しつぶされる
ビットコインへの圧力はアルトコインにも波及し、トップ100のトークンのほとんどが下落した。

仮想通貨全体の時価総額は現在1.4兆ドルであり、ビットコインのドミナンスは44.3%だ。