ビットコイン決済プロセッサーのOpenNode(オープンノード)はシードラウンドの資金調達で、米ベンチャー投資家のティム・ドレイパー氏から投資を得た。18日にオープンノードが発表した。
オープンノードは2018年4月に設立された。ライトニングネットワークの設計者やビットコインの開発者らのグループが参画し、商業向けのマルチレイヤーのビットコイン決済プロセッサーを開発している。ビットコインの決済利用を改善し、シンプルにすることが狙いだ。
今回の発表によれば、オープンノードはドレイパー氏とベンチャーキャピタル企業のドレイパー・アソシエイツから資金を調達した。今回の調達資金で、オープンノードはチームの人員増強やネットワーク構築を進めるとしている。調達額は明らかにしていない。
ドレイパー氏は、Twitterやテスラといった著名企業に早期から投資するなど、ベンチャー投資家として有名なほか、ビットコインの熱心な信奉者としても知られている。18年9月には22年までにビットコイン価格が25万ドルになるとの予想を打ち出した。最近のコインテレグラフのインタビューの中でも、ドレイパー氏は強気の姿勢を崩していない。
リサーチ会社のDiarが9月に公表したレポートによると、ブロックチェーン・仮想通貨関連企業へのベンチャーキャピタルの投資額は、2018年1~9月までの間で39億ドルとなった。これは2017年の投資額から280%増加している。
17日には、ペイパルの共同創業者として知られるピーター・ティール氏が率いるベンチャーキャピタル「ファウンダーズ・ファンド」が出資した仮想通貨ブローカー「タゴミ」がサービスを開始した。タゴミはファウンダーズ・ファンドなどから1600万ドルの出資を受けている。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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