7日の仮想通貨ビットコインは、香港の取り付け騒ぎにも関わらず下落している。一方、時価総額3位のXRPは「底をついた」という指摘もあり急上昇している。

(出典:Coin360

香港の取り付け騒ぎ

既報の通り、香港の金融管理局は5日、香港の一部の銀行でサービスが停止したと発表。香港の行政長官である林鄭月娥(キャリー・ラム)氏が「緊急状況規則条例」を発動したことから、預金引き出しに長蛇の列ができ、取り付け騒ぎの様相を呈している

今回の緊急状況規則条例は、デモ隊のマスク対応に関して適用されているが、香港の林行政長官に権力が集中することに対して人々の懸念が高まっているようだ。

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逃避先の通貨としてビットコインがあげられているものの、未だに8000ドルを下回ったままだ。

XRPは急騰

一方、XRPは過去24時間で6%以上も高騰。サムスン・ペイがリップルネット参加企業のフィナブラーと提携してクロスボーダー決済分野で新サービスを導入すると報じられたほか、先週末にはベテランテクニカルアナリストから、XRPはビットコインに対して底をつけたという見方が出ていた

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