ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)は、上昇トレンドを継続している。7日に5900ドルのレジスタンスを突破したが、その上の水準で取引を終えることができなかった。しかし、我々はこの重要なレジスタンスにおいて、利益確定や積極的なショートの兆候を見ていない。2つの移動平均線は上昇傾向にある一方、RSI(相対力指数)は買われ過ぎのゾーンにある。6480.54ドルへの上昇可能性が高まっている。

トレーダーは、残りのロングポジションを5500ドルのストップロスで守った方が良いだろう。もし6000ドルを上回った水準で価格を維持できれば、ストップロスは5800ドルにあげても良い。

BTC/USD

(引用元:TradingView

もしBTC/USDが現在の水準から下落して、20日間EMA(青色)を下回れば、弱気サインだ。このサポートの下では、4914.11ドルが注目水準となる。この水準が保たれれば、今後2、3日、4914.11ドルと5900ドルの間で保合いになるかもしれない。

もし4914.11ドルのサポートと50日間SMA(赤色)を下回れば、トレンドはネガティブになる。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は、我々が提案した192ドルでの買い推奨の条件を満たした。7日には、一時198.62ドルまで上昇した。しかし、心理的に重要な節目である200ドルの壁を突破することはできず、すぐに上昇分を吐き出した。20日間EMA(青色)まで調整し、サポートとなっている。20日間EMA(青色)は上昇傾向にあり、RSI(相対力指数)はポジティブなゾーンにある。短期では強気派が優勢なようだ。

ETH/USD

(引用元:TradingView

もしETH/USDが200ドルを突破したら、225ドル、その上は256ドルまで上昇するかもしれない。もし200ドルより上の水準で1日以上推移すれば、トレーダーは、ストップロスを165ドルに置いてもよい。もし167.20ドルと50日間SMA(赤色)を下回れば、弱気サインだ。

現在のところ、ストップロスは146ドルで維持して良いだろう。

XRP/USD

リップル(XRP)は、20日間EMA(青色)近くで過去2、3日間取引をしている。2つの移動平均線を越えれば、0.33108ドルまで上昇するかもしれない。ここが大きなレジスタンスになるだろう。もしこのレベルまでスケールできなければ、今後2、3日間は保合いが続くだろう。

XRP/USD

(引用元:TradingView

しかし、もしXRP/USDが0.33108ドルを突破し、UTC時間で取引を終了すれば、0.37835ドルまで上昇するかもしれない。この水準をさらに突破したら、次は0.45ドルが見えてくる。

一方、現在の水準から下落し、0.27795ドルを下回れば、0.24508ドルまでの調整もありえる。XRPは最近、パフォーマンスが相対的によくないので、買い推奨はまだしない。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版