投資会社ウィルシャー・フェニックスの共同創業者であるウィリアム・カイ氏は、2021年に米国でビットコイン(BTC)の上場投資信託(ETF)が承認される可能性は低いと話した。

ビジネスインサイダーの取材に応じたカイ氏は、米証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを承認する可能性が最も高い時期として2022年と2023年を挙げた。

現在、いくつかのビットコインETFがSECに提出されている。

SECはこれまでのところ、申請中のETFに関する決定を遅らせている。カイ氏は、SECがこれらの申請を却下すると予想しており、「我々は全て却下されるのではないかと予想している」と述べた。

ウィルシャー・フェニックスは、ビットコインETFの申請に2020年2月にSECにビットコインETFを却下されたことがある。

カイ氏によると、SECのリーダーがゲイリー・ゲンスラー氏に変わったにもかかわらず、ビットコインETFに対する委員会のスタンスは変わっていないという。「彼らの考えが変わったことを示すものは何もない」と話した。

SECがビットコインETFを承認しない理由として、カイ氏は価格操作が大きな懸念事項であるとした。