仮想通貨アナリストのオリバー・アイザック氏が年末までにビットコインは2万5000ドルをつける可能性があると予想した。5日にインディペンデントが報じた。
イーサリアムやビットコインキャッシュ 、グリン、モネロなどへの初期投資家であるアイザック氏は、最近のビットコイン高騰について「地政学的な理由、技術的な理由、そして規制面での理由がある」と指摘。次のように続けた。
「米国と中国の貿易戦争の最終的な影響が、ヘッジ手段としてのビットコイン投資への需要急騰につながった」
また、アイザック氏はビットコインや他の仮想通貨の普及が広まっていることにも注目。マイクロソフトやアマゾン、スターバックス、ホールフーズなどの大手小売業者が仮想通貨での支払いについてオープンになってきていると述べた。
米中貿易戦争の激化を最近のビットコイン高騰の要因と考えるアナリストは多い。
仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、2015年に人民元安が進んだ時、ビットコインのパフォーマンスも良かったと指摘。ドル/人民元が7を超えたら一般の中国人投資家はビットコインと他の仮想通貨に殺到するだろうと予想した。