仮想通貨, ビットコイン価格, マーケット

16日のビットコイン(BTC)円は1703万9188円から取引が始まった。先週末から相場はドル建てで8月14日高値と9月1日安値の半値戻しとなる11万5891ドル(≒1705万円)周辺で小幅な揉み合いに終始し、円建てではこの日の東京時間も1705万円絡みで動意に欠ける展開が続いた。

米国時間序盤に発表された8月の米小売売上高が市場予想を上回ると、一時は1690万円まで下落したが、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)最終日を控え、利下げ観測からドル安・債券高(金利は低下)が加速するとBTCは反発し、米国市場中盤には1710万円を回復した。終値にかけては11万7000ドル水準となる1714万円にタッチし、1712万2951円でこの日の取引を終えた。

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第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

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