バイナンスは21日、ユーザー主導の法定通貨-仮想通貨取引プラットフォームで「ピアツーピア(P2P)マーチャント・プログラム」の開始を発表した。バイナンスのP2P取引プラットフォームで支払いソリューションを提供する事業者がオープンにプラットフォームに登録できるようにする。
発表の中で、バイナンスでは、P2Pプラットフォームについて、グローバルなユーザーの需要高まりと高い流動性の必要性を挙げている。
バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは次のように述べている。Binance CEO Changpeng Zhao said:
「直近の四半期では、バイナンスのP2Pプラットフォームの取引量が増加しており、グローバルコミュニティからより多くの法定通貨-仮想通貨のアクセスへの要請を絶えず受けている。ユーザーの増加する需要を満たすため、バイナンスはP2P取引プラットフォームのため、信頼できる販売者を世界中で探している。バイナンスのグローバルP2Pマーチャントプログラムに参加する質の高い支払いサービスプロバイダーを歓迎する」
iOSやアンドロイドのプラットフォーム上の販売者は、法定通貨の支払いソリューションを提供することで、収益を得ることができる。販売者はバイナンスからサポートを得ることができ、取引手数料もゼロだという。
バイナンスは2019年10月にP2P取引プラットフォームを立ち上げた。当時、このプラットフォームに参加する販売者は招待制となっており、厳密な審査の上で参加していた。現在、マーチャントプログラムではオープン登録を通じて利用できる。
ユーザーエクスペリエンスの品質は「排除メカニズム」を通じて行うとしている。バイナンスによると、将来的には世界中の販売者とユーザー向けのプロモーション活動を開始するという。
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