世界最大の仮想通貨取引所の1つであるバイナンスが発行した仮想通貨バイナンスコイン(BNB)は、大きなマイルストーンを打ち立て、時価総額で3番目の仮想通貨となった。

仮想通貨データ追跡のCoinGeckoによると、記事執筆時点でBNBの時価総額は380億ドルで、最大のステーブルコインであるテザー(USDT)を焼く50億ドル上回っている。

バイナンスコインは257ドルで取引されており、過去24時間で47%上昇。過去7日間では107%上昇している。

Source: CoinGecko

時価総額の成長に加え、BNBはまた1日の取引量が大幅に増加し、昨日は90億ドルだったが、今日には140億ドルに達した。

バイナンスコインは昨日に時価総額が増加し、XRPを上回り、ポルカドット(DOT)とカルダノ(ADA)に続いて6番目のコインになっていた。

BNBの急騰は、バイナンスのスマートチェーンべースの分散型取引所であるPancakeSwapの成功の中で起こった。分散型金融プラットフォームは、過去数週間でパラボリックな成長を遂げており、昨日の取引高で最大の分散型取引所であるUniswapを追い抜いた。CoinGeckoによると、執筆時点でのPancakeSwapの1日の平均取引高は16億ドルに増加している。

バイナンスのCEOであるジャオ・チャンポン氏は、BNBは法定通貨だけでなく、対BTCでも史上最高値を記録したと述べている。「過去3年半でBTCに対して480倍に成長した」とジャオ氏は書いている。BTCに対するパフォーマンスがバイナンスの主要な目標であると述べている。

「これは常に私たちの目標であり、BTCよりも少し速く成長することだ。追い越すことではないが、私たちは多大な努力を払って、少し速く成長することを目指している。そうでなければ、私たちはただBTCを買って、働かないでいればいいとなってしまう」