インターコンチネンタル取引所(ICE)傘下のバックトは、2月13日に配信したニュースレターの中で、開発中の消費者向けのアプリの立ち上げ計画に関する詳細を「今後数週間で」発表すると伝えた。

バックトの消費者向けアプリは、仮想通貨だけでなくビットコインといった仮想通貨だけではなく、ロイヤルティポイントやデジタル証券、ゲーム内の報酬といったものも取り扱い可能になる。

バックトは「我々はあなたにパイ全体を楽しんでもらいたいんだ…もちろん皮の部分もね」とし、「あなたのデジタル資産をあなたが好きなように交換するとともに現金のようにレジで使って欲しい」と述べた。

(出典:Bakkt 「消費者向けアプリのイメージ」)

その上で、「今後数週間で我々の商品ローンチ計画に関してさらに共有する」と述べた。

また、ベータ版のテストプログラムを「すぐに」開始すると発表した。

消費者アプリ関連での動き

バックトのアダム・ホワイト社長は今年1月のダボス会議で、ビットコインなどを含むデジタル資産を対象とした消費者向けアプリを今年中に公開すると明らかにした

また2月頭には、親会社のインターコンチネンタル取引所がソフトウェアサービスのブリッジ2・ソリューションズを買収する計画を発表。ブリッジ2・ソリューションズは、デジタルクーポンや従業員のインセンティブ、ロイヤルティポイントなど、小売店向けのロイヤリティプログラムを運営。すでに600億ドル(約6兆6000億円)相当のポイントを管理している。

一方2月6日、インターコンチネンタル取引所がオンラインマーケットプレースの米eBayの経営権取得を断念したと報じられた。インターコンチネンタル取引所の投資家からの反発が理由だという。

バックトでは昨年12月、前CEOであるケリー・ローフラー氏が米国の上院議員になることから体制変更があり、マイク・ブランディナCEOとアダム・ホワイト社長の2トップ体制になった。

またバックトが手がけるビットコイン先物も堅調だ。2月11日にバックトのビットコイン先物(現物受け渡しと現金決済の両方)の取引高が3700万ドル(約40億円)に到達。過去最高を記録した。

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