キャシー・ウッド氏率いるARKインベストは、仮想通貨関連株の買い増しを続けており、旗艦ETFを通じてビットマイン・イマージョン・テクノロジーズと仮想通貨取引所ブリッシュの株式を追加取得した。
金曜日に公開された取引開示によると、ARKのイノベーションETF(ARKK)、ネクスト・ジェネレーション・インターネットETF(ARKW)、フィンテック・イノベーションETF(ARKF)は、合計でビットマイン株38万7000株超とブリッシュ株14万4000株を購入した。
直近の市場価格に基づくと、ビットマイン株は約1600万ドル、ブリッシュ株は約750万ドルに相当する。
ビットマイン株の最大購入はARKKによる25万7108株で、次いでARKWが8万3082株、ARKFが4万7135株となった。ブリッシュ株では、ARKKが8万1811株を取得し、ARKWとARKFがそれぞれ3万9597株、2万2498株を加えた。
ブリッシュ株の買い増しを継続
今回の配分は、ARKが8月にブリッシュ株を初取引日に253万株取得した動きに続くもので、当時3つのETFを通じて約1億7200万ドルを投資していた。
報道によれば、ブリッシュ株は11億ドルを調達したIPO初日に83.8%急騰。2025年の仮想通貨業界で最も注目された上場案件の1つとなった。
ブリッシュはコインデスクを所有し、グローバルな仮想通貨取引所を運営している。2021年に計画していたSPAC上場が破綻した後、従来型のIPOを選択して上場企業となった。同社は香港、ジブラルタル、シンガポール、英国など複数の規制管轄下で事業を展開している。
ビットマイン、6500万ドル相当のETHを追加購入
また木曜日、イーサリアム(ETH)の最大の企業保有者であるビットマインは、ギャラクシー・デジタルを通じた6件のOTC取引で6500万ドル相当のETHを追加購入した。今回の取得により、ビットマインの保有量はイーサリアム流通供給量の1.5%以上に達した。
この買い増しは、中央集権型取引所におけるイーサリアムの供給不足が深刻化する中で行われた。2022年以降、機関投資家による積極的な取得やETFの影響で取引所の残高は38%減少している。
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